腹黒事変


思考を料理化するコーディネーター北島順子さんによる腹黒事変さんのお干菓子をお作りさせていただきました。

腹黒事変のお菓子は腹黒の人しか食べられません。腹黒は目視できないため、食べる時に「腹黒」の自己申告が必要です。申告の相手は人や動物、または植物で構いませんが、当店はSNSでお菓子を紹介しながら、「腹黒」だと公表することをおすすめしております。
※腹黒でない方は食べられませんので、予めご了承ください。

茶 炭:口の中に広がる、和三盆の上品な甘みが、茶炭の黒さと共に心身を清め、安らぎを与えてくれます。※富士宮産茶炭パウダー使用

焙じ茶:焙じ茶のほろ苦さと和三盆のまろやかな甘みが、絶妙に調和した日本の風情を感じさせる味わいです。※富士産焙じ茶パウダー使用

桜えび:駿河湾の潮風を閉じ込めた桜えびの和三盆。エビで鯛を釣るという諺から生まれ、予想外の風味の組み合わせが斬新な味わいです。 ※由比産桜えびパウダー使用

-北島順子-

小売業界で料理教室や食育の企画運営、広告用のフードスタイリングや撮影、コラムやレシピ制作、商品開発などの携わり、2017年に起業。ミクニ、鳥羽周作、治一郎、東京ソワールなど企業様向けのフード撮影(メニュー提案、調理、スタイリング)を行う。企業様へのレシピ提供は250作以上。また、食に関する企業向けコラム制作は130作。それらの経験から「食と意識」の関係に着目。食と意識の面白い関係と「コーチング」と掛け合わせ、思考を料理として提供する「腹白事変」「腹黒事変」をメニュー化し、働く女性の夢や目標を叶えるために、料理を通じて行っているが、もっと手軽に思考と向き合っていただくために、2024年9月思考を可視化した可笑しな菓子屋「腹黒事変」をオープンし、新たな食の可能性を開拓している。

-腹黒事変-

お菓子には私たちの心に寄り添い、心の奥底に隠された感情を呼び覚ますことがあります。甘いものを食べることで心が少し軽くなる経験は、誰しも一度は味わったことがあるのではないでしょうか。それはお菓子には温かい気持ちが溶け込んでいるからかもしれません。「腹黒い」という言葉は、平安時代からネガティブな意味で使われてきましたが、いつかポジティブな意味として使われる日が来るようそんな願いを込めて「腹黒事変」という店名にしました。思考を可視化した可笑しな菓子屋「腹黒事変」をこれからもよろしくお願い致します。日本の小さな芸術を味わいながら、心の変化を感じていただけたら、これ以上の喜びはありません。兎にも角にも腹黒いあなたに、このお菓子が口福を運んでくれますように。
2024 ⁄ 10 ⁄ 02